アンダーカレント
Under Current
あなたが渡した一枚の情報を、相手は封印するか、その場で使わせるかを選ぶ。脱落はゲーム中にたった一度——そしてその瞬間、ゲームは終わる。
- 発売年
- 2026
- 商品番号
- SS202606UC
- プレイ人数
- 3〜8人
- プレイ時間
- 15分
- 対象年齢
- 10歳以上
- デザイナー
- 蔡惠強、張譽帝
- アートワーク
- 蔡惠強
- アクションは渡すことだけ。でも決定権は相手にある——あなたが操るのは「相手がどう選ぶか」
- 4 陣営 4 通りの勝利条件:青と赤は枚数勝負、黄は同数狙い、緑は別ルート
- 役職カードは常にプレイヤー数より多く、仲間の人数は誰にもわからない
- 脱落の手段は RETIRE ただ一つ。決まった瞬間にゲームが終わる
- 脱落したプレイヤーも勝者になりうる——捕まっても負けとは限らない
- 3〜8 人、1 ゲーム 15 分。人数が多いほど情報は濁っていく
『アンダーカレント』は、情報機関どうしの潜入と駆け引きを描くゲームです。あなたは正体を明かせない諜報員。テーブル中央の「中央ファイル列」には封印された情報が少しずつ積み上がり、ゲーム終了時、その色の割合が勝者を決めます。
手番でやることはひとつだけ。手札 2 枚から 1 枚を選び、裏向きのまま好きなプレイヤーに渡して、こう尋ねます。「このカードを中央ファイル列に入れる?それとも僕に効果を使わせる?」決めるのは相手。そして相手の選択そのものが、また一つの情報になります。
青と赤はカードの枚数を競い、黄は少ない側に自動で加わって同数になれば勝ち。緑は自分の色をファイルに残すか、最後に両陣営の内通者を正確に言い当てなければなりません。役職カードは常にプレイヤーより多いので、味方が何人いるのか誰にも確信できません。
ゲームの目的
陣営ごとに勝利条件が異なり、すべてゲーム終了時にまとめて判定します。
- 青/赤陣営:中央ファイル列で、自分の色の情報カードが相手より多いこと。
- 黄陣営:黄の自動補充ルールを適用した後、青と赤の枚数がちょうど同じになること。
- 緑陣営:中央ファイル列に緑の情報カードが 1 枚以上あること。1 枚もない場合は、役職カードを公開して「宣言アクション」を行い、赤と青の内通者を 1 人ずつ指名します。両方とも正解なら勝利です。
内容物
- 情報カード 32 枚(青 11 枚、赤 11 枚、緑 5 枚、黄 5 枚)
- 役職カード 9 枚(長官 Chief/エージェント Agent/内通者 Informer。青・赤・黄・緑の 4 色)
- 説明書 3 部(繁体字中国語、英語、日本語 各 1 部)
準備
- 役職カード配分表に従って人数分の役職カードを取り出し、よく混ぜて各自 1 枚ずつ非公開で引きます。残りは裏向きで脇に置き、場外の役職カードとします。
- 人数に応じて使わない情報カードを取り除きます。3〜5 人は 6+ と 8+ のマークのカードを、6〜7 人は 8+ のマークのカードを除きます。8 人ではすべて使います。
- 残りの情報カードをよく混ぜて場の中央に置き、情報山札とします。各自 2 枚引いて初期手札にします。
- テーブル中央にスペースを空け、「中央ファイル列」とします。
- 最年長のプレイヤー、またはランダムに選んだプレイヤーがスタートプレイヤーです。
- 重要:役職カードの総数は常にプレイヤー数より多いため、各陣営に実際に何人いるのかは誰にもわかりません。
正体確認フェイズ
ゲーム開始時に一度だけ行います。誰か 1 人が進行役となり、次の指示を順に読み上げ、全員がそれに従います。
- 全員が片手をテーブルの中央に置き、目を閉じる。
- 親指マークを持つプレイヤーは親指を立てる。
- 目のマークを持つプレイヤーは目を開け、お互いと、誰が親指を立てているかを確認する。
- 全員が目を閉じ、親指を下ろす。
- 全員が目を開け、ゲーム開始。
手番の流れ
スタートプレイヤーから時計回りに、手番ごとに次の 3 ステップを順に行います。
- ① カードを渡して尋ねる:手札から 1 枚を選び、裏向きのままほかのプレイヤー 1 人に渡して、「このカードを中央ファイル列に入れる?それとも僕に効果を使わせる?」と尋ねます。
- ② 相手の二択:受け取った人はどちらかを選ばなければなりません。「中央ファイル列に入れる」ならカードは裏向きのまま列に入り、効果は発動しません。「相手に効果を使わせる」ならカードを公開し、手番プレイヤーがただちにその効果を実行します。
- ③ 補充:手番の終わりに手札を 2 枚まで補充します。山札が尽きたら補充はしません。
中央ファイル列
列に同時に置ける裏向きのカードは最大 2 枚です。3 枚目の裏向きカードが加わると、最も早く置かれたカードが表向きに公開されます。以降も同様です。
例:Amy が「青/SCAN:プレイヤー 1 人の手札をすべて見る」を Brian に渡します。Brian が「中央ファイル列に入れる」を選べば、カードは裏向きで列に入り、効果は発動しません。Brian が「Amy に効果を使わせる」を選べば、Amy は好きなプレイヤー 1 人の手札をすべて見られます。
情報カードの効果
- SWAP すり替え:指定したプレイヤーとお互いに手札を 1 枚ずつ出し、同時に交換します。
- SCAN スキャン:プレイヤー 1 人を選び、その手札をすべて見ます。
- PEEK のぞき見:中央ファイル列の裏向きのカードをすべて見ます。
- SPY 偵察:プレイヤー 1 人を選び、その役職カードを見ます。
- FLIP 入れ替え:指定したプレイヤーと役職カードを交換します。場外の役職カードと交換することもできます。
- DROP 投下:自分の手札 1 枚を裏向きで中央ファイル列に置きます。効果は発動しません。
- SNATCH 奪取:手札が 2 枚あるプレイヤー 1 人を指定し、ランダムに 1 枚抜き取って裏向きのまま列に置きます(効果は発動しません)。そのプレイヤーはただちに 1 枚補充します。
- FETCH 回収:中央ファイル列からカード 1 枚を手札に戻します。表向き・裏向きどちらのカードでも構いません。
- BURN 焼却:中央ファイル列からカード 1 枚を選んで捨て、ゲームから取り除きます。表向き・裏向きどちらのカードでも構いません。
- RETIRE 引退:中央ファイル列に 2 枚以上のカードがあるときだけ有効です。あるプレイヤーの陣営を公開で宣言し、当たればそのプレイヤーはただちに脱落、ゲームはその場で終了して判定に進みます。外れた場合は何も起こりません。
ゲームの終了
次のいずれかの条件を満たしたら、ただちにゲーム終了です。
- RETIRE で陣営を当てられたプレイヤーが脱落した。
- 情報山札が尽きた——全員がもう 1 手番ずつ行ってから終了します。
勝敗判定の手順
- 中央ファイル列の裏向きのカードをすべて表にします。
- 脱落したプレイヤーが内通者だった場合、列にあるその陣営の色のカードをすべてゲームから取り除きます。
- 列に緑のカードがあれば、緑陣営の勝利です。
- 緑のカードがない場合、緑のプレイヤーは役職カードを公開して宣言アクションを行えます。赤と青の内通者を 1 人ずつ指名し(場外の役職カードを指名しても構いません)、両方とも正解なら緑陣営の勝利です。
- 緑陣営が勝利しなかった場合は、黄の自動補充ルールを適用してから、青・赤・黄を比べます。
- 青と赤のうち多いほうの陣営の勝利。同数なら黄陣営の勝利です。
- 脱落したプレイヤーも自分の陣営と一緒に勝敗を判定します——捕まっても負けとは限りません。
黄の自動補充ルール
青と赤の枚数を数えるとき、黄のカードは両者が同数になるまで、少ないほうに自動的に加わります。
例:列に青 4 枚、赤 5 枚、黄 2 枚。黄を補充すると青は 4+1=5 枚、赤は 5 枚のままで同数となり、黄陣営の勝利条件を満たします。
ギャラリー





